女性の転職に資格が有利!転職におすすめできる資格10選を紹介

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女性の社会進出が当たり前となり、外で働く女性が増えてきました。一方で、同じ会社に勤務し続けられるとも限らず、また、配偶者の収入減に遭うこともあり転職を考えることがありますよね。女性の転職に有利な資格は何か、おすすめ資格とは、そして職種別おすすめ資格を紹介していきます。
目次

女性の転職に資格がおすすめできる理由

女性の転職に資格がおすすめできる理由

女性が転職する際、なぜ資格がおすすめできるのでしょうか?人事担当者が応募書類に目を通す時に、資格があれば目に触れやすいという理由があります。女性の社会進出が進みダイバーシティ&インクルージョンが浸透する中、女性を積極的に採用する企業が増えています。資格を持っていれば転職活動中の女性には有利に働きます。

スカウトの数が増える

資格を持っていれば、転職サイトにおいて企業からのスカウトの数が増えます。有資格者に優先的にスカウトメールを配信している企業もあります。スカウト数が増えていくことで、転職の間口が広がる訳ですね。

未経験でも転職できることもある

未経験の女性であっても、資格を持っていれば転職できる場合があります。未経験可の求人を募集している企業が該当します。しかし、どんな女性でも未経験なら採用される訳ではありません。たとえ未経験でも自分がやりたい仕事に関連する資格を持っておくことで、「やる気がありそうだ」と思われ転職に有利です。

同じようなキャリアなら有資格者が採用される

同じようなキャリアなら有資格者が採用されます。例えば、29歳・文系大卒・事務経験6年間の女性が2人いたとします。尚、どちらも人物評価は高いとします。最終選考まで残りましたがどちらを選んだら良いか分からない。そんな時、AさんはTOEICで600スコアを持っていたが、BさんはTOEICを受検すらしたことがありませんでした。企業は、同じようなキャリアなら資格を持っているAさんを選ぶのです。

働き方改革が推進されている

働き方改革が推進されていることも、女性の転職に資格が有利に働きます。特に同一労働同一賃金が資格有利を後押しします。

同一労働同一賃金

働き方改革のうちの1つである同一労働同一賃金は、同じ仕事内容であれば同じ賃金にするという人事制度上の仕組みです。これにより2020年4月から、まずは正社員・非正規社員間の待遇の格差を改善することが期待されますが、今後は正社員間でも同一労働同一賃金が浸透していくことでしょう。

そうなればジェネラリストを育成してきた日本の人材開発がスペシャリストを志向するようになります。スペシャリストになるための足掛かりとして、資格は重要な採用ファクターとなり得ます。

女性の転職に有利なおすすめ資格10選

女性の転職に有利なおすすめ資格10選

女性が転職するために有利なおすすめ資格10選を紹介します。

日商簿記検定

日商簿記検定は、商工会議所が主催する簿記に関する資格です。資格のレベルは初級から1級まで4段階に分かれていますが、履歴書に書けるのは3級からと思った方が良いでしょう。尚2級になると財務諸表が読めるようになるので、3級合格に留まらず2級の合格を目指して勉強すると良いです。事務系職種や営業系職種を目指す女性にとって求められる資格と言えます。

メンタルヘルスマネジメント検定

メンタルヘルスマネジメント検定は、大阪商工会議所が主催する産業精神保健に関する資格。メンタルヘルスに関する幅広い知識が問われます。1~3種の3段階に分かれます。人事労務担当者の他、対人関係スキルを問われる職種、また、部下のマネジメントを行うマネジャークラスを目指す女性に求められる資格です。

TOEIC

TOEICは英語によるコミュニケーションとビジネススキルを計るための資格。正式名称は国際コミュニケーション英語能力テストと言い、満点は990点です。試験の運営は米国の教育試験サービスが行っています。大学生でも受検する資格ではありますが、転職における重要性は変わっていません。英語を使う職種はもちろんのこと、グローバル企業を目指す女性に求められる資格と言えます。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、銀行・証券・不動産等の金融業界を目指す女性におすすめの資格です。

社会保険労務士

社会保険労務士は、人事労務の国家資格です。難易度は高く合格率は数%と言われます。ただしそれだけに、資格を持っていれば人事労務職に転職したい女性にとっては内定への近道となることでしょう。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家としての資格です。独立開業する道もありますが、不動産や金融業界を目指す女性にとっては有利となる資格と言えます。

マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィススペシャリストは、マイクロソフトが主催する検定試験です。長いのでMOSと略して呼ばれます。この資格を持っていれば自分がExcelやWord等にどのくらい精通しているのかを客観的に示せます。ExcelやWordはどこの会社でも使いますので、持っていて損はない資格です。特に事務系職種を目指す女性にピッタリの資格です。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Webデザイナー職を目指す女性に有利な国家資格です。未経験であっても、ウェブデザイン技能検定に合格していれば、採用されることもあります。ウェブデザインを経験している女性でも、ウェブデザイン技能検定を勉強することで知識の整理にもなるでしょう。

基本情報技術者

基本情報技術者は、システムエンジニアやITエンジニアの入門的な資格です。そのため、既にIT系の職種でバリバリ働いている女性にとっては、資格を持っているよりもキャリアがモノを言いますが、経験が浅い女性には基本情報技術者を持っていることで企業の目に止まりやすくなるでしょう。

応用情報技術者

応用情報技術者は、基本情報技術者に対する1ランク上の資格。それだけに採用する企業にとって、応用情報技術者を持っていることは1段高いレベルのITエンジニアであることを示します。ちなみに、応用情報技術者に合格していると、中小企業診断士や弁理士等の試験の一部科目が免除されます。

職種別・女性の転職におすすめの資格について

職種別・女性の転職におすすめの資格について資格 おすすめ

職種別に見た時の女性の転職におすすめ資格を紹介しましょう。

営業部門

営業部門に必要な資格としては、日商簿記検定が挙げられます。目的は自社の数字を見ることではありません。お客様の財務状態を見るために使います。何をもって儲けているのかが分かりますので売り込みやすくなるでしょう。また、業界によっては、営業部門でも、ファイナンシャルプランナーや宅建等が転職に有利です。

管理部門

管理部門に必要な資格としては、日商簿記検定・社会保険労務士・MOS等が転職に有利です。どこの企業でも重宝される資格ですが、業務効率化を図ることが多い管理部門は、特にMSのソフトに精通していることがベストです。

IT部門

IT部門に転職したい女性には、基本情報技術者や応用情報技術者が転職に有利です。ITパスポートという難易度の低い資格もありますが、これは文系の人でも容易に合格できる資格です。IT部門を目指すなら、基本情報技術者・応用情報技術者あたりを目指したいところです。

特にWebデザイナーを目指すならウェブデザイン技能検定がおすすめと言えます。尚、情報セキュリティの職種を目指すなら、情報処理安全確保支援士等もあります。

技術部門

技術部門を目指す女性なら、危険物取扱者は難易度が低い国家資格なのでおすすめです。一定数以上の危険物を扱う企業なら危険物取扱者を置かなくてはならないので、持っていると重宝されます。

また、電気工事士・電気主任技術者等も技術系の女性が転職する際に有利な資格です。電気を扱う仕事はなくなりませんので、一生ものの資格と言えます。

まとめ

資格のおすすめのまとめ

女性の転職に有利な資格を紹介してきました。資格は目的ではなく、あくまでも転職するための手段です。転職全般に有利な資格・業界ごと、職種ごとに有利な資格を取得し、1日でも早く希望の企業に転職していきましょう。

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