モチベーションクラウドとは?特徴・効果・導入企業事例を紹介

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モチベーションクラウドとは、リンクアンドモチベーションが展開する組織開発の支援サービスです。「メンバー間の交流を活発化させたい」「組織開発の施策を行っているがうまくいかない」等の組織開発に課題感を持っている企業に有用なサービスです。モチベーションクラウドの特徴や効果、導入企業事例を紹介します。

モチベーションクラウド

モチベーションクラウドとはどんなサービスでしょうか?詳しく解説します。

リンクアンドモチベーションが運営

モチベーションクラウドはクラウド上で活用できる組織開発の支援サービスであり、株式会社リンクアンドモチベーションにより運営されています。リンクアンドモチベーションは2000年に設立された経営コンサルティング会社で、2008年に東証一部に上場しています。

組織の問題を解決するためのクラウドサービス

モチベーションクラウドによる組織開発の支援サービスとは、組織の課題を把握し組織の問題を解決するためのクラウドサービスのことです。組織の課題が明確な言葉で言い表せなくても、モチベーションクラウドを利用すれば課題が浮き彫りになります。課題が明確な企業でも、モチベーションクラウドにより課題にぴたりとはまる解決策が見えてくるのです。

モチベーションクラウドの特徴

モチベーションクラウドの概要が分かったと思います。続いて3つのポイントで特徴を確認していきます。

社員のモチベーションの現状を見える化する

モチベーションクラウドの特徴の大きなポイントは、組織の現状を数値化すること。組織の現状を把握することで社員のモチベーションの現状を見える化することができるようになります。また、モチベーションクラウドは、クラウド上でSee・Plan・Do・Check&Actionのサイクルを回して組織の悪い状態を改善することができます。

・See【現状把握】組織課題の把握
・Plan【目標設定】組織の数値目標、改善目標の設定
・Do【実行促進】Planに沿って施策を実行(アクションプランの提案もあり)
・Check&Action【進捗確認】改善状況がすぐに見える

モチベーションクラウドを導入すると専任のコンサルタントが付きます。コンサルタントに相談しながら組織の問題解決に取り組むことができます。

導入実績が豊富である

モチベーションクラウドの導入実績は5,950社、142万人の実績です。豊富な導入実績データを元に、クラウド上で他社との比較や属性、項目での比較等が可能になり、自社の組織の問題を明確に把握することができるようになります。

豊富な組織データベースを課題解決に使える

モチベーションクラウドの豊富な実績は、組織の問題を把握するだけに留まりません。モチベーションクラウドのデータベースは課題解決にも活用できるのです。クラウド上でアクションプランの提案が可能になるのも、豊富な組織データベースが定量的に形成されているからです。

組織の数が多い企業でも活用できる

モチベーションクラウドは組織の数が多い企業でも活用できます。組織ごとの課題、エンゲージメントの状態を数値化し、それらに見合ったアクションプランを提案・選定することができるからです。

モチベーションクラウドの導入効果とは?

モチベーションクラウドを導入するとどんな効果があるでしょうか?5つのポイントで説明します。

組織の問題が明瞭になるので解決策を打ち出しやすい

モチベーションクラウドでは組織の問題を数値化します。数値化された問題に対して、企業はどんな解決策を打ち出していけば良いのかが分かるようになります。モチベーションクラウドではアクションプランの提案が可能になると説明しました。しかし、提案を選ぶだけでは真の解決策にはなりません。モチベーションクラウドでは専任のコンサルタントが付くため、相談しながら共に解決策を見出す効果があるのです。

問題が多い組織に適用することで真の問題を特定できる

組織を見渡してみて「問題が多い」と思うことがあるでしょう。問題が多い場合は問題を言語化することに難しさを感じやすくなります。モチベーションクラウドを活用することで組織の問題を数値化できますので、真の問題を特定しやすくなる効果があります。

例えば、組織の問題が多岐にわたっていて、「コミュニケーションが活性化していない」ことが真の問題だと特定したとします。打ち手として懇親会を増やし社員旅行を実施する等してみました。

しかしモチベーションクラウドで問題を探ってみたところ、実は懇親会や社員旅行等のようなとりあえずの解決策を講じる企業の組織風土に問題があることに気付きました。クラウドで社員の本音を探れるために真の問題を特定できるといえますね。

マネジメント力の強化に使える

モチベーションクラウドを導入するとマネジメント力の強化に繋がります。モチベーションクラウドでは、組織ごとにエンゲージメントを数値化することが可能。自分の組織のエンゲージメントが低いことを知ったマネジャーは自身のマネジメント力の低さに直面し、マネジメント力の強化を啓発されます。また、企業がマネジャーの教育研修をセッティングすることで、マネジメント力の強化を啓発することもできます。

尚、「マネジメント力の強化」については、後述する企業事例のセールスフォースドットコム社の事例も参考にして下さい。

モチベーションクラウドを導入した企業事例

モチベーションクラウドを導入した企業はどんな点に活用しているのでしょうか?5社の事例を元に確認していきましょう。

日本ユニシス

日本ユニシスは組織開発を進める中で「組織のエンゲージメント状態を数値化する」ことに課題を感じていました。モチベーションクラウドを導入したことで組織の現状を定量的に評価でき、どんな組織開発施策を講じれば良いかが明らかに。また、リンクアンドモチベーション社のコンサルタントのサポートしてくれるため、組織開発プロジェクトの確実な推進に繋がっています。

日本電気

日本電気(NEC)は「コミュニケーションを質・量ともに高めたい」「上司・メンバー間の相互理解度を高めたい」という課題を持っていました。NECでは社員満足度調査を行ってきたものの、社員増加や多様な社員への対応等によって限界を感じていました。

そこでNECはモチベーションクラウドを導入。モチベーションクラウドのサーベイがきっかけで1on1ミーティングを開始し、上司・メンバー間の相互理解度が深まってきました。1on1ミーティングで上司・メンバーが何気ない会話をすることが当たり前の組織文化へと発展していきます。上司はサーベイを元にメンバーに研修への参加を提案することもあり、メンバーの能力開発にもモチベーションクラウドは役立っています。

セールスフォースドットコム

セールスフォースドットコムは「若手のモチベーションの把握ができていない」「キャリアが浅いマネジャーのマネジメント力が低い」ことが課題でした。まず、若手のモチベーションについては、モチベーションクラウドを導入し、若手のモチベーション低下の傾向が把握できるようになりました。若手に対してキャリアビジョン面談を採用する施策を講じ、モチベーション向上に繋げられました。

若手マネジャーのマネジメント力低下については、モチベーションクラウドの導入でチームごとのエンゲージメントが把握できるようになりました。若手マネジャーのエンゲージメントは低下しがちとなりますが、一方でキャリアデベロップメント担当を設置しマネジャーのマネジメント力を強化する施策を講じています。

また、セールスフォースドットコムでは、モチベーションクラウドを導入したことで1on1ミーティングにも強い成果を感じています。組織のエンゲージメントが数値化されるため、一方通行のマネジメントではなく、部下と向き合いながら柔軟なマネジメントを行うようにマネジャーの意識変革に繋がっているからです。

サイバーエージェント

サイバーエージェントは「社員の本音が聞けていない」ことを課題に感じていました。モチベーションクラウドを使って数値化された社員の本音を把握。不満を感じてサイバーエージェントを退職した社員の声は聞けません。現在の社員を大切にするために本音を聞き出し、モチベーションクラウドによって悩みを抱えている社員に対して柔軟なコミュニケーションを行うことで動機付けを高めていきました。

イトーキ

イトーキは「社員1人ひとりがチームとしての視点を持てていない」ことが課題でした。イトーキは、モチベーションクラウドのサーベイを用いて社員の個々の価値観を把握。サーベイを元に、支店のトップが組織開発に取り組むようになりました。モチベーションクラウドは、イトーキにとってお互いを思いやって働けるきっかけとなっています。

まとめ

モチベーションクラウドはクラウド上で活用できる組織開発の支援サービスです。豊富な組織データベースを元に組織の課題が数値化され、解決策を考え、実行することができます。コンサルタントが専任で付きますので、課題設定や解決策の構築について相談することも可能です。組織に問題があると思っているが、問題を言語化できないと悩んでいたり、解決策がうまく考えられなかったりする場合に導入を検討してみてはいかがでしょうか。