内定辞退が増えるタイミングや理由は?企業の防止策も紹介

内定辞退の記事

内定辞退は、採用予定であった人材が入社を取りやめることになるため、今後の計画に影響が及びます。

内定辞退は増加傾向にあり、防止策を立てることが急務です。

ここでは、内定辞退が増えるタイミングや理由、防止策をご紹介します。この記事を読むことで、内定辞退の理由や防止策がわかり、人材採用の計画の破綻を防げるようになるでしょう。

目次

内定辞退とは

内定辞退とは

内定辞退とは、求職者に対する内定通知を求職者が自己都合により辞退することを指します。内定の成立時に雇用契約も成立するため、内定辞退は契約の内容の不履行にあたります。しかしながら、日本国憲法では求職者が自由に職業を選べることが定められているため、内定辞退そのものは可能なのです。

内定辞退は増えている

内定辞退は、年々増加傾向にあるとされています。ただし、企業によって辞退率が異なるため、自社の内定辞退も年々増加するとは限りません。しかしながら、いつ内定辞退が増えるか予測がつかないため、辞退理由やタイミングを把握し、対策することが大切です。

内定辞退が増えるタイミングは?

内定辞退は、多くの企業が内定を出す7~9月にかけて増加します。複数社から内定が出た場合、その中から一社を選ぶことになるため、仕方のないことだと言えるでしょう。また、9~10月に内定式が行われますが、その後から3月あたりまでに内定辞退が発生する場合もあります。

内定辞退が増えている理由

内定辞退が増えている理由として、内定を出す企業の増加が考えられます。1人の求職者が複数社から内定を得るケースが増えることで、内定辞退も比例して増えます。今は、求職者に企業が選ばれる時代のため、内定辞退への対策が必要なのです。

内定辞退は転職でも増えている

enが行った企業に対する調査では、中途採用の辞退が増えたと感じた企業は51%となっています。内定辞退は、中途採用においても増加傾向にあると考えられるでしょう。それだけ、即戦力を求める企業が多く、1人の求職者が複数社から内定を得ているのだと考えられます。

サイレント辞退とは

サイレント辞退とは、内定を出した人物と急に連絡をとれなくなったり、面接に連絡なしで欠席されたりすることを指します。内定辞退しないと思っていた矢先、突然連絡をとれなくなれば、今後の計画に大きな支障をきたします。

企業が内定辞退を防止するには

企業が内定辞退を防止するには

企業が内定辞退を防止するためには、どのような対策が必要なのでしょうか。確実に内定を防ぐ方法はありませんが、次のような方法でリスクを抑えることが可能です。

密な連絡と細かいフォロー

内定者と密に連絡をとり合い、入社に関する細かいフォローをすることが大切です。他の企業が気になっていても、人事との関係性が高まれば内定辞退されるリスクを抑えられます。

内定後もコミュニケーションを積極的に取る

内定後も積極的にコミュニケーションを取ることで、企業に対する情が湧き、入社の意思を強くできる可能性があります。内定者でも参加できる交流会やイベント、飲み会などをセッティングして、企業に巻き込むことがポイントです。

活躍している社員と話す場を設ける

企業で活躍している社員と話す場を設けることで、企業の実情をより詳しく伝えられます。内定辞退者は、企業に対して様々な不安を抱えているため、活躍している社員がその不安を和らげてあげることが重要です。また、その社員に対して憧れの感情を持たせることに成功できれば、ほぼ間違いなく内定辞退はしないでしょう。

内定者アルバイト

内定者に企業でのアルバイトを打診し、企業との関わりを深めることも大切です。実際に働くことで理想と現実のギャップを解消できると同時に、新入社員として本格的に業務を始めるまでのウォーミングアップになります。

また、新人研修を兼ねることで、入社後に戦力として扱うことが可能です。

内定辞退を防止するために企業が行っていること

内定辞退を防止するために企業が行っていること

内定辞退は、企業にとって重大な事態であるため、様々な企業が防止策を立てています。具体的に、どのような防止柵かみていきましょう。

サイボウズ

サイボウズは、内定ワークショップ、内定懇親会、会社参観日の3つの方法で内定辞退を対策しています。内定者ワークショップは、内定者同士でグループワークを行い、広告宣伝のアイデアを出し合います。

それにより、内定者同士で親睦を深めることができると同時に、企業が取り扱う製品やサービスへの理解を深められます。その結果、入社へのモチベーションを高められるのです。

内定者懇親会は、年齢が近い先輩社員や他の内定者との交流を目的としており、ちょっとしたゲームを取り入れるなどして盛り上げます。そして、会社参観日は内定者の保護者も参加できるイベントで、会社を評価してもらうことで安心して子供を就職させられるようになっています。

親の一言で不安が解消できる場合もあるため、親が会社をよく知ることが重要と考えているようです。

株式会社ジェイック

株式会社ジェイックは、内定辞退の防止柵として、内定者と定期的にコミュニケーションを取っています。会社の業務内容や方針などの情報を十分に伝えても、親戚や家族から根拠のない理由で反対されたり、ネット上のマイナス情報を参考にしたりすることで、内定辞退してしまうケースがあります。

そのため、内定者を主役とする懇親会を開催したり、仕事のやり方の基本などを教えたりしているようです。また、内定者同士で連絡をとり合い、入社の意欲を高められるように、内定者の顔合わせの機会も用意されています。

内定を辞退する際の連絡方法

内定を辞退する際の連絡方法

内定を辞退する場合は、マナーを守り、正しい手続きを踏むことが大切です。1人の社会人として、恥ずかしくない行動をとりましょう。内定辞退の方法やマナー、手続きについて詳しくご紹介します。

内定を辞退する際のマナーについて

内定を辞退する場合は、必ず連絡しましょう。起業は、内定者を一定数確保できれば採用をストップします。内定辞退の連絡をしない場合、企業の採用スケジュールを破綻させる恐れがあります。

求人サイトなどを経由して応募した場合は、採用担当者に自分で連絡しましょう。エージェントサービスを利用した場合は、エージェント経由で連絡することが一般的です。

内定辞退を電話で伝える場合

内定辞退を電話で伝える場合は、出社・退社・昼休憩の時間を避け、企業に連絡しましょう。採用担当者に電話を代わってもらい、「内定を出していただいたことに対するお礼」、「内定を辞退したい旨」、「内定を辞退したことで迷惑をかけてしまったことに対する謝罪」の3つを伝えてください。

辞退をメールで伝える場合

内定辞退をメールで伝える場合は、件名に「内定辞退のご連絡」と入れ、「○○株式会社○○部○○様」から本文を始めます。「内定を出していただいたことに対するお礼」、「内定を辞退したい旨」、「内定を辞退したことで迷惑をかけてしまったことに対する謝罪」、「メールでの連絡になったことに対する許しを求める文章」を入れましょう。

辞退届とは?様式や書き方

電話やメールで連絡後、正式に内定を辞退する意味で辞退届を送りましょう。縦書き形式で作成します。内容は電話やメールで伝えたことに加え、「内定を辞退したい理由」、「選んだ企業の名称」などを記載しましょう。マナーとして、パソコンではなく手書きで作成することが大切です。

面接を辞退する際も注意しよう

面接を辞退する場合にも必ず辞退したい旨を連絡しましょう。面接に無断欠席した時点で不採用になると考えられますが、1人の社会人として良識ある行動をとることが大切です。また、要注意人物として関連企業の間で情報を共有している場合、関連企業への就職が難しくなる可能性もあります。

まとめ

内定辞退のまとめ
内定辞退を防ぐために、内定者との距離を縮めたり内定者同士で繋がりを持たせたりすることが大切です。

内定を辞退されると採用スケジュールや業務に影響が及ぶため、できるだけリスクを抑えたいところでしょう。
サイボウズやジェイックの例を参考に、導入を検討してみてください。

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