就職サイトとは?企業が活用する理由・種類・活用方法を解説

就職サイトの記事
企業が新卒の採用活動で使う就職サイト。就職サイトを利用する理由やメリットにはどんなものがあるでしょうか?就職サイトには大手と呼ばれるサイト以外にも業界別・職種別に特化したサイトもあります。記事では、就職サイトの一般的な概説の他、就職サイトを企業が活用する上で便利な情報を解説します。
目次

企業が就職サイトを活用する理由・メリット

新卒の採用活動を行うにあたって、企業が使うことが多い就職サイト。就職サイトを活用する理由やメリットにはどんなものがあるでしょうか?

多くの就活生に出会うため

就職サイトを企業が使うメリットを考えるにあたって、就活生の目線に立って考えてみましょう。就職活動を行う時、就活生は就職サイトに登録します。リクナビの就活生登録数は80万人、マイナビの登録数は90万人。登録も無料ですから、就活生が大手サイトに登録するのは当たり前になっていますね。

従って、企業が就職サイトを使って採用活動を行えば、母集団を形成しやすいです。母集団を形成すれば良い人材と出会う確率が上がりますから、企業にとってメリットがあるのです。

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宣伝効果に繋がるため

大手就職サイトに企業が求人広告を載せると宣伝効果に繋がります。就職サイトの広告にはランクがあります。高いランクの求人広告を掲載すればお金がかかる一方で、検索トップに広告を載せられるメリットがあります。知名度が高くない企業でも、求人広告をうまく使えば宣伝効果を高めることができます。

知名度が高い企業についても、求人広告を工夫すれば就活生が持っているイメージを変えることもできます。知名度が高いということは、就活生に何らかのイメージがついているということ。保守的なイメージがある企業で、若手が新規事業で活躍していることを伝えれば、就活生に親近感を持たせられます。従来の求人広告では採用できなかった新しい人材と出会う可能性も生まれるのです。

採用活動が終われば追加費用がかからないため

企業が就職サイトを使うメリットとして、採用活動が終われば追加費用がかからないというものがあります。例えば4~6月の間に広告を出したり、スカウトメールを出したりすれば費用がかかるものの、就活生とのメッセージのやり取りにおいて費用は発生しません。

就職サイトの種類

新卒の採用活動に使える就職サイトには、大きく分けると以下の3種類があります。それぞれ説明していきます。


・大手就職サイト
・職種別就職サイト
・業界別就職サイト

大手就職サイト

大手就職サイトは、就活生の登録数や掲載企業数が多く、合同説明会を行っていることが特徴。大手就職サイトとしてはリクナビとマイナビがよく知られています。両サイトのグランドオープン時のデータを比較しましょう。

リクナビ2020のデータはこちらです。


■リクナビ2020
・掲載社数:31,564社(昨年比104.5%)
・就活生の登録数:約80万人(昨年比:105.2%)

続いて、マイナビ2020のデータはこちらです。


■マイナビ2020
・掲載社数:24,013社(昨年比106.2%)
・就活生の登録数:約90万人(昨年比:112.5%)

掲載している企業数、就活生の登録数共に、大規模な数を持っています。大手就職サイトを活用して企業が採用活動を行うと、母集団を形成できるというのはデータからも分かりますね。

職種別就職サイト

大手就職サイトとは違い、職種別に特化した就職サイトもあります。主にIT系職種を志望する就活生向けのサイトになります。


・エンジニア就活
・クリ博ナビ
・キャリアセレクト

エンジニア就活は、ITエンジニア・デザイナーを志望する就活生向けの就職サイトです。ITエンジニア・デザイナーのための就職サイトとしては最大規模を誇るサイト。就職サイトでありながら、完全成功報酬のため、就活生が入社した時に費用が発生します。採用が決まらなければ費用は発生しません。

クリ博ナビは、クリエイター・ITエンジニアを志望する就活生向けの就職サイトです。理工系の就活生の割合が20%台と少ないことが特徴で、ITというよりはクリエイターやマスコミ系の就職を目指す就活生が多く登録しています。

キャリアセレクトは、エンジニア・デザイナーを志望する就活生向けの就職サイトです。キャリアセレクトの担当者が就活生と面談を行うことが特徴です。面談の結果、就活生に合った企業を紹介しマッチングを目指すサイトなので、エージェントのような利用ができるサイトです。

業界別就職サイト

業界別就職サイトは、業界ごとに特化した就職サイトです。外資系やベンチャー企業を志望する就活生向けのサイトがあります。

外資系向けとしては外資就活ドットコムがあります。著名な外資系企業の他、日系企業も多数掲載されています。外資系企業で働きたいと考える優秀な学生が登録しています。ベンチャー向けとしてはGood find、Driveキャリアなどがあります。

企業が就職サイトを利用する時の注意点

企業が就職サイトを利用することによるメリットや就職サイトの概要を説明してきました。続いて、就職サイトを利用する時の注意点を解説します。

費用がかかる

就職サイトを利用する時は、費用がかかるのが普通です。中には完全成功報酬のサイトもありますが、広告を出稿する時に費用が発生します。たとえ就活生を1人も採用できなかったとしても費用は出ていってしまいます。

就活生は企業の知名度に左右されがちなので、知名度が低い企業は採用に苦戦するでしょう。ランクが高い求人広告を出稿すれば就活生を集められる可能性はありますが、費用対効果を考えた時に適切な費用か否かは検証しておく必要があります。検証の結果、求人広告ではなく成果報酬のエージェント、あるいは逆求人サイトを利用した方が自社に合っていることも考えられます。

応募者の質の確保が難しい

就職サイトの注意すべき点として、応募者の質の確保が難しいというものがあります。大手就職サイトであればあるほど、多くの就活生が登録しています。登録は無料ですから気軽に登録して、気軽に応募する就活生もいます。

エントリーシートの書き方は、書籍やインターネットで説明されていますから、こなれた書き方をする就活生が出てきます。いざ面接で会ってみるとエントリーシートから受ける印象とは違う就活生である場合があります。さらに、面接を通過するやり方をマスターしている就活生もいます。

人材を適切に評価するアセスメント力に長けた面接官でないと、自社に合わない就活生を採用してしまうことになりかねません。

就職サイトを利用する時の活用方法

最後に、就職サイトをどのように活用していったら良いのか、その方法を解説していきます。

自社に合った規模・スタイルのサイトを選定する

大手就職サイトに登録しておけば就活生をうまく採用できる時代ではありません。以下に示すように自社の立ち位置を確保した上でサイトを選定する必要があります。


・規模
・職種
・勤務場所
・働き方

求める人材像を具体的に設定する

求める人材像があいまいでは、本当に自社に必要な就活生を採用することができません。職種や部署に見合った人材像は何なのか、具体的に設定する必要があります。求める人材像を具体的に設定しておけば、人材像に合わない就活生は、たとえ学歴が優秀で学生時代にやってきたことに魅力を感じたとしても採用すべきではないのですね。

就職サイトの使い方を熟知する

就職サイトには色々な機能が備わっています。メッセージのやり取りやスカウトメールなどの機能を熟知した上で、活用したいところです。機能を使いこなせずに他社に就活生を取られるのはもったいないです。

目的に応じてオプションを追加する

就職サイトの使い方と関連して、採用の目的に応じてオプションを追加していきましょう。例えば、マイナビには主に以下のようなオプションがあります。オプションなので別料金ですが、目的を達成するために利用を検討するのも手段の1つです。


・バナー広告
・ハイブリッドDM
・エリアナビ
・SNS広告
・積極的採用企業特集
・検索連動広告
・志望別表示強化プラン
・取材画面掲載
・特集画面掲載

自社のネット上の口コミを確認する

就職サイトを利用する時には、自社のエゴサーチも実行しておいて下さい。現社員や元社員などの口コミを確認することで、自社がネットでどのように評価されているのかが分かります。

就職サイトでいくら美辞麗句を並べ立てても、口コミの評価が悪いようであれば就活生の応募率も下がりがちとなります。口コミを確認し、改善すべきところは改善していきましょう。

自社の組織風土を見直す

自社の口コミを確認すると共に、自社の制度や組織風土はどうなのかと、課題を洗い出す作業も求められます。洗い出している最中は就職サイトに掲載しないということではありません。同時並行的に、サイトに広告を出しつつ、自社の課題を洗い出すということです。

ネット上の口コミは消せません。一方で就活生は口コミを気にします。ということは、口コミや自社の課題の洗い出しで確認できた課題は、改善しなくてはならないということ。短期的に改善できるものもあれば、経営陣も介入して解決しなくてはいけない課題もあるでしょう。自社の課題に正面から取り組み、解決に精を出していくことで、ネット上の口コミにも、自然と良い反応が見られるようになります。

ネット上の口コミで良い反応が見られてくれば、就職サイトとの相乗効果も得られてくるはずです。

まとめ

就職サイトを利用する企業は多いでしょう。就職サイトには色々な種類がありますから、自社に合ったサイトを選定して下さい。サイトの機能を十分に活用しつつ、必要に応じてオプションを活用するなどして、就活生を確保したいところです。

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