履歴書の特記事項とは?面接官に関心を持たれる書き方とポイントを解説

特記事項の記事

履歴書を書き慣れていないと「特記事項に何を書いたらいいの?」と困るのではないでしょうか。履歴書をどう書くかによって書類選考を通過できるかどうかが決まります。面接官に良い印象を与えるためにも、履歴書の特記事項の書き方を確認していきましょう。

目次

履歴書の特記事項とは?

履歴書の特記事項とは、履歴書の資格を書く欄の下に設けられた記載欄のことを指します。履歴書によっては最下部に置かれていることもあります。特記事項の2つの役割を確認しましょう。

履歴書本文に書けなかったことを書く

履歴書の特記事項は、履歴書本文に書けなかったことを書くのが基本です。本文では書ききれなかったアピールポイントを追記できるのが特徴で、例えば資格記入欄にはTOEICのスコアを書き、特記事項で英会話スクールに通っていることを記載すれば「英語力向上に熱心な応募者だ」という印象を面接官に与えることができます。

企業に知って欲しいことを書く

企業に知って欲しいことを書くことも特記事項の役割です。入社可能日や転勤の可否、家族の状況や持病、あるいは希望する職場についても特記事項に記載できます。特記事項に記載すれば、面接官は「知りたい情報を予め書いてくれる応募者だ」と思うでしょう。

特記事項の書き方【アピール方法】

特記事項の書き方について、「アピール方法」「知って欲しいこと」「自分の希望に」ついて確認します。まずはアピール方法からチェックしてみましょう。

資格取得に向けての勉強

資格記入欄には既に取得した資格を書き、一方で特記事項にはまだ取得していないが勉強中の資格を書きます。そうすることで、自身の向上心や目指すキャリアプラン、仕事への適正などをアピールすることができます。 例えば未経験の人事の仕事にチャレンジする場合、資格記入欄には衛生管理者を書くとします。

さらに特記事項には社会保険労務士やキャリアコンサルタントなどの資格を勉強していることを書けば、「既に資格を取得しつつ、新たな資格にもチャレンジしている」と好印象を持たれる可能性が高まります。

もちろん資格記入欄に何も書くものがない場合でも、特記事項に「現在勉強している資格」を書けばアピールになる場合があります。転職の場合は前職の仕事内容のみが評価されがちですが、資格勉強への熱意をアピールできれば、「入社後にスキルを活かして活躍してくれそうだ」と思わせることができます。

留学経験

留学経験も特記事項に書くことができます。長文ではなくポイントを押さえたアピールにするのがコツです。 また、留学経験を自己PRに書いた場合は、追加情報として特記事項に書けます。

「どのくらいの期間を留学経験に当てたのか」「帰国してからどれくらい語学学習を継続しているのか」などを書けば、興味を持った場合に面接に呼んで詳しく尋ねたいと考えるでしょう。

ボランティア活動

留学経験同様に、ボランティア活動も自己PRの追加情報として書けます。ボランティア活動を行った場所や携わっていた期間、活動内容、活動を通して得た価値観などを簡潔に記載すれば、自己PRに書いた内容とは一味違った側面をアピールできます。

特記事項の書き方【知って欲しいこと】

続いて面接官に知って欲しいことを特記事項に書くときの方法を解説します。

入社可能日

入社可能日は、面接官が知りたい情報の1つです。ぜひ早期に入社して欲しいと思った応募者でも、入社できるのが3ヵ月先では企業のニーズと異なる場合もあります。採用のミスマッチを防ぐためにも、予め入社可能日を特記事項に書きます。

転勤の可否

キャリア形成や人事管理の必要に応じて転勤がある企業があります。求人票を読んで転勤の可能性がある場合は転勤の可否を特記事項に記載しておきましょう。「どうしても転勤できない」場合は隠さずに明記します。将来的に間違いなく転勤がある企業では、「転勤できない」応募者を採用することはないので、採用のミスマッチを防げます。

「転勤の可能性がある」程度の場合は、必ずしも転勤があるとは限らないので書類選考を通過できることもあるでしょう。ですから予め転勤の可否を書いておくと良いのです。

持病や障害

特記事項には持病や障害を記載することもできます。持病や障害に対して配慮してもらいたいときに記載するとよいでしょう。 ちなみに、持病や障害はあるが、どの程度働けるのかを明記すると面接官が安心します。

持病や障害はセンシティブな話題なので、面接官が自分から聞きづらい内容です。応募者自身が配慮して特記事項に明記すれば、「自身のハンデを包み隠さずに記載するフェアな応募者だ」という印象を与えることができます。

特記事項の書き方【自分の希望】

最後に応募者自身の希望を特記事項に書くときの方法を紹介します。

職種や配属部署

転職のときは求人票に求める仕事や部署が書いてあります。しかし新卒採用においてはどこに配属され、どんな仕事を任されるのか事前に決まっていません。そのため特記事項に職種や配属部署の希望を書きます。

職種や配属部署を希望するときには、理由も合わせて書いておきたいところです。単に「経理部希望」と書かれても、理由が書かれないと「何も考えずに希望しているのでは?」と面接官に思われがちです。

特記事項には長い理由を書くスペースはありませんので、端的に「ゼミの財務会計の研究を活かしたいため」といった理由を書きたいところです。

勤務地

新卒採用、転職に限らず特記事項には勤務地の希望を書けます。勤務地は企業の事業所がある地域を書いて下さい。例えば、本社が神奈川県横浜市にあり、東京に住んでいる人が通勤できる範囲で働きたいとき、勤務地に本社と書きます。

逆に希望する勤務地がない場合は、他に特記事項に書きたい事項を書いて、勤務地については何も書かなくても構いません。

連絡時間帯

企業から選考結果について連絡があるとき、メールだけでなく電話がくることもあります。

電話応対するために連絡時間帯を特記事項に書きます。例えば「平日の9:00~12:00は電話応対が可能です」などのように書くと、面接官は連絡時間帯に合わせて応募者に電話するでしょう。

特記事項を書くときの注意点

履歴書の特記事項を書くときに気をつけたいポイントを2つ紹介します。

長文を書いてはいけない

特記事項に書けるスペースは限られています。いくらアピールしたいことがあっても、特記事項に長文を書いてはいけません。特記事項の役割には「履歴書本文に書けなかったことを書く」があります。すなわち、本文プラスアルファの内容を書くことが特記事項の役割です。

長々と説明を追加すると「特記事項の役割を理解していない」「長くて読みづらい」という心証を面接官に与えかねません。特記事項にはシンプルな書き方に努めましょう。

社会人としてふさわしい内容を書く

特記事項では希望を書くことが可能ですが、自己主張ばかりすると「働く気があるのか」と面接官に思われます。社会人としてふさわしい内容を書くようにしましょう。

書いてはいけない自己主張とは、有給休暇の取得や給与、福利厚生についてです。働く前から「〇〇日の有給休暇を取りたい」「福利厚生で勉強したい」などと書くと入社意欲を疑われます。

有給休暇や給与などの労働環境や福利厚生については、面接の逆質問でうまく質問できます。予め逆質問を準備しておき、面接官からうまく聞き出すようにしてみて下さい。

まとめ

履歴書の特記事項について説明してきました。特記事項に「何を書いたらいいか分からない!」と思っていた人も、特記事項のイメージが湧いたことと思います。

特記事項は自己PRに書ききれなかった自分の魅力をアピールできる場所なので、空欄にしてしまうのは非常にもったいないです。自身のスキルや事前に知って欲しい情報などを伝えるためにも、ぜひ有効に活用してみましょう。

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