逆求人とは?企業や求職者のメリット・逆求人おすすめサイトを紹介

逆求人の記事 採用
新卒採用では、学生からの応募を待つ従来の採用活動ではなく、企業が学生に直接アプローチできる逆求人が注目されています。逆求人では、逆求人サイトに自己アピール情報を掲載した学生に対して、企業がコンタクトを取ることができます。待ちの姿勢の採用活動が従来の新卒採用であれば、逆求人は攻めの新卒採用と言えます。記事では、逆求人を行うことによる企業・求職者のメリットや逆求人おすすめサイトを紹介します。

逆求人とは?

逆求人とは、逆求人サイトに自己アピール情報を掲載した学生に対して、企業がコンタクトを取っていく新卒採用の新しい手法です。逆求人はダイレクトリクルーティングの1つです。

企業が学生に直接アプローチできる

従来の新卒採用では、ホームページや就職サイトに掲載した企業の求人に対して、学生が応募するスタイルでした。しかし逆求人では企業が学生に「ウチに応募しませんか?」と直接アプローチしていく、新卒採用の新しいやり方なのです。

逆求人が注目される背景

逆求人は企業に注目されています。その背景を説明しましょう。

売り手市場のため欲しい人材が獲得できない

日本の新卒採用市場は売り手市場です。売り手市場になると企業が学生を採用しようと思っても採用できません。株式会社リクルートワークス研究所によると、新卒の求人倍率は2015年に1.61倍、2016年に1.73倍を記録し2019年には1.83倍となっています。

優秀な学生には複数の企業からオファーが集まります。しかしどんなに優秀な学生も入社できる会社は1社だけ。学生に選ばれなかった企業は、内定を出しても辞退されてしまうのです。逆求人なら企業が学生に直接アプローチできるため、学生とのマッチングが起こり内定辞退を防ぎやすいと言えます。

イノベーションのために能力の高い人材が必要

企業は絶えずイノベーションを起こしていく必要があります。もしイノベーションを起こせないなら、企業はレッドオーシャン市場で戦うことになり価格競争を強いられることになります。他社が模倣できないようなイノベーションを起こし、企業を持続的に成長させていくことが企業戦略では必要なのです。

企業がイノベーションを起こすためには、画一的な考えに囚われず創造性を発揮でき、起業家精神を持ち専門能力が高い人材が必要です。潜在的に創造性・起業家精神・専門性を持っている人材を新卒のうちから見極めるためにも、学生からの応募を待つのではなく企業が学生にコンタクトしていける逆求人が求められているのです。

企業が逆求人を使うメリットとは?

企業が逆求人を使うメリットを紹介します。

意欲のある学生とコンタクトを取れる

逆求人サイトに登録し自己アピールを掲載している学生の中には、ビジネスに対して意欲のある学生がいます。意欲がある学生とは、留学や難関資格の取得に挑戦したり、サークルや研究で成果を出したりしている学生です。難しい課題に挑戦し、あるいは成果を出した学生は、ビジネスにおいても挑戦と成果達成の意欲を持続できると見込まれます。逆求人では、企業は意欲のある学生にアプローチして、応募に繋げることができます。

自社に関心のない多様な学生とコンタクトを取れる

従来の採用活動では、応募があった学生を面接して内定を出していました。応募する学生は当然、自社に関心があります。しかし、応募してきた学生が毎年、同じようなタイプで画一的であったらどうでしょうか?同じタイプの学生ばかりが入社してくると、ビジネスで新しい発想を生み出し、新しい組織文化を形成することができません。これまでとはちょっと違ったタイプの多様な人材を採用する必要が出てきます。

逆求人なら、多様な学生とコンタクトを取るために企業が多様な学生にアプローチすることができます。「異質だな」「これまでと違う」と思う学生を敢えて採用していくことで、社内の人材がブレンドされクリエイティブで多様な組織文化を形成することに繋げられます。

学生が逆求人を使うメリットとは?

今度は学生が逆求人を使うメリットを紹介します。

関心のなかった企業と出会うことができる

就職活動を行うにあたって、学生は自己分析を行い、自分が入社したいと思う業界、企業を決めています。しかし逆求人を使うと関心のなかった企業と出会うチャンスが生まれます。

例えば逆求人を使っていると、自分が知らない企業からアプローチされることがあります。企業のメッセージには、学生時代にがんばったサークルの成果に言及し入社して活かして欲しいと書いてありました。企業のことを調べてみると、自分が希望した企業より規模は小さいが、先輩が働く姿に魅力を感じました。結果、逆求人で出会った企業に入社し、活躍できるかもしれません。

自己分析や能力開発に繋がる

逆求人は、学生が企業からアプローチを受けます。念頭になかった企業からのアプローチを受けることで、働く上での新しい展望が見えたり、やってみたいことが変わったりします。逆求人によって自己分析や能力開発に繋がるメリットがあります。

逆求人イベントの紹介

逆求人にはサイトだけでなくイベントもあります。

逆求人フェスティバル

逆求人フェスティバルとは、学生がブースを構えて企業にプレゼンしていく合同説明会の逆パターンです。逆求人フェスティバルでアピールすることで、学生は企業からのスカウトを受けることができます。合同説明会は有名企業に学生が集中しますが、逆求人フェスティバルなら企業が学生にアプローチできるので、知名度が低い中小企業も活用できます。

JOBRASS新卒逆求人イベント

JOBRASS新卒逆求人イベントも合同説明会の逆パターンです。1対1の他にグループ面談ができることが特徴。

逆求人おすすめサイトの紹介

逆求人では逆求人サイトを使って学生にアプローチします。おすすめサイトを紹介します。

キミスカ

キミスカは、学生の他社の選考状況を見ることができます。仮に有名企業の選考に落ちていたとしても、「書類選考で落ちた」のと「最終面接で落ちた」のとでは企業の採用意欲も違ってきます。キミスカは面接優遇制度を採用しており、選考状況に応じて、企業が面接の回数を減らし短期で内定を出すこともできるのです。

Offer Box

Offer Box は逆求人サイトの中でも登録者数が多いことで知られます。登録者数は10万人を超えています。登録者数が多ければ、それだけアプローチできる学生の数も多いです。

Wantedly

Wantedlyは逆求人サイトとしても使える就職サイトです。Wantedlyでは、求人に「年収を載せることが禁止」されています。年収ではなく仕事内容や組織文化といった面で採用して欲しいという意味合いが込められています。そのため、Wantedlyを使う企業にも真摯な態度が求められます。学生にアプローチする場合、企業も学生の自己アピールをじっくり読んだ上でスカウトすることになります。

JOBRASS

JOBRASSの逆求人サイトでは、利用企業が学生に公開されています。学生も利用企業データを見てJOBRASS への登録を行います。従って、企業がJOBRASSへの利用を検討する際は、利用企業が自社の業界や規模と近いかどうかを見極め、近ければ自社が希望する学生にアプローチできる機会が出てくるでしょう。

レクミー

レクミーには、東京大学や旧帝大、早慶等の有名大学が登録しています。有名大学にアプローチしたいと考える企業はレクミーの利用がおすすめです。

まとめ

サイトに登録している学生に直接アプローチできる逆求人は、企業が攻めの姿勢で採用できる新しい採用活動の手法です。逆求人は、学生の自己アピールを読んで、採用したいと思った人に「選考に進んでみませんか?」とスカウトできるのです。逆求人サイトやイベントがたくさんあるので、自社に合った媒体を選んで、採用活動を進めていきましょう。